Adobe Premiere Proで文字を下から上にスクロールさせてみた
1. Aviutl とは
AviUtl（エーブイアイユーティル）は「KENくん」が個人で開発している動画編集ソフトウェアで、YouTubeやニコニコ動画などの動画サイトに投稿するコンテンツの作成によく利用されています。
2. Windows Movie Maker との比較
無料で使える動画編集ソフトとしては、Windows Movie Maker もありますが、できることには限界があります。
凝った動画を作成しないのであれば、Windows Movie Maker をおすすめします。後ほど紹介しますが、「文字を下から上にスクロールさせる」だけであれば、Windows Movie Maker の方がはるかに簡単にできます。動画を mp4 で保存するのも簡単です。
ただ、Windows Movie Maker では、例えば「スクロールさせる文字の色を部分的に変更する」ことはできません。その場合は、Aviutl をおすすめします。こだわりのある動画を作成したいのであれば、Aviutl を使用しましょう。
Aviutl の問題点としては、機能が豊富すぎて慣れるのに時間がかかることでしょうか。単に「文字を下から上にスクロールさせる」だけであれば、Windows Movie Maker の方が短時間でできます。また、Aviutl で作成した動画を mp4 で保存するためにはプラグインが必要です。
3. Aviutl プラグイン
3-1. x264guiEx
Aviutl はプラグインを使用しなければ、動画を mp4 で保存できません。Aviutl で作成した動画を mp4 で保存するには、rigaya さんが作成されているプラグイン x264guiEx を使用します。
(1) rigayaの日記兼メモ帳の赤丸をクリックして、ダウンロードします。
(2) ダウンロードしたファイルを展開後、auo_setup.exe を実行します。途中で Aviutl.exe のあるフォルダを指定しなければいけないので、事前に確認しておきましょう。
4-1. タイムライン (Layer) の表示
(1) 「設定」→「拡張編集の設定」を選択します。
(2) タイムライン (Layer) が表示されました。
4-2. 再生ウィンドウの表示
(1) 「表示」→「再生ウィンドウの表示」を選択します。
(2) 再生ウィンドウが表示されました。
